2020年06月10日

海だ!川だ!スナホリムシだ!

課題:海に近い川は,海水と淡水が混じり合っている(汽水域)。汽水域には,どんな生き物がいるのだろうか?
仮説:川には,いっぱい鳥がやってきて,川の土をつっついているから,海水・淡水で生きられる小さな生き物がいる。

仮説を立てたら,観察・実験に出発!

伊勢湾の海から約3km離れた太田川で調査開始!
さっそく発見!川の石に,フジツボが!
海だ!川だ!スナホリムシだ!
よーく見るとフジツボは,穴から手を出して「おいで,おいで」しているよ。えさをとっているのかな?

海の干潮時。川にあらわれたどろどろの土。土には,無数の穴が。
「あれ!何か動いた!」
土を掘り起こすと・・・イソガニ発見。
海だ!川だ!スナホリムシだ!
どこにいるか?発見できますか?

土と水をバケツに採取。pH紙で,酸性・アルカリ性を測定。
海だ!川だ!スナホリムシだ!

pH6。弱酸性でした。バケツの中に5mmほどの大きさの生き物が泳いでいました。
さっそく,シャーレにとって,双眼実体顕微鏡で観察。
海だ!川だ!スナホリムシだ!
スナホリムシです。ダンゴムシの仲間です。

フジツボもイソガニもスナホリムシも海にいる生き物です。
①海水と淡水の生物のからだのしくみは?
②なぜ,汽水で生きられるの?
③酸性の水になったのはなぜ?
など疑問が出てきて,自分で調べることが課題追究です。
酸性・アルカリ性については,6年生の体験会で行います。主体的に自分で調べるためには,観察・実験の技能,経験値が必要です。実験教室では,さまざまな観察・実験を行います。まずは無料体験から。参加を希望される方は,ホームページの入力フォームよりお願いします。

海だ!川だ!スナホリムシだ!




Posted by おはらぼ at 16:00│Comments(0)
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