迷宮，岡崎城！隠された財宝！Final～中学２年化学変化編～

＜エピローグ＞
　織田軍の攻撃を恐れた今川家は，同盟している松平家に竹千代を人質に出すように言ってきた。竹千代が人質に出される途中，田原城主の裏切りで，竹千代は織田軍に送られることとなった。「今川から攻撃を受ける。科捜研，竹千代を奪い返してくれ！」家臣からの願いである。科捜研は，迷った。奪い返せば歴史が変わる。しかし，竹千代らと苦楽をともにした科捜研は決心した。「竹千代を救おう！」突然，雷鳴が響いた。あの時と同じだ。・・・　
科捜研は，岡崎公園に戻っていた。今川の財宝はまゆつばものであることが分かった。
岡崎城二の丸の砦があったところに，箱に入った銅銭が３０枚ほど見つかっただけである。　・・・イチだけが，罰悪そうに下を見ていた。
　科捜研顧問徳田　愛は，発見された銅銭にいろいろな種類があることに気づいた。さびついた銅銭の重さが異なったからである。質の悪い銅銭も認めていた尾張織田の影響で，三河にも様々な銅銭が流通していたのである。銅に化合する酸素の質量に，何か秘密があるのだろうか？

【定比例の法則の実験】




銅の質量を変えて加熱しても、反応してできる酸化銅の構成する銅と酸素の質量の比は、４：１で変わらない。プルーストが発見した。